ローマ・フィレンツェ旅行王道コース
6年ほど前に学校の卒業旅行と研修旅行を兼ねた団体旅行でイタリア(ローマ・フィレンツェ)へ5泊7日で行ってきました。団体旅行だったので旅行の行程は決められていましたがとても楽しかったです。飛行機で13時間。時差ボケがすさまじい中、夜に着いてホテルで1泊したあと朝から観光開始。
まずコロッセオに行きました。馬車がたくさんあったり観光客で賑わっていました。外に一緒に写真を撮ってくれるというバーサーカーの格好をしたおじさんがいて、初日でワイワイ盛り上がっていた私たちはデジカメでそのおじさんと何枚も写真を撮って帰ろうとデジカメを返してもらおうと思ったとき、「twenty」と手のひらを出されデジカメを返してくれませんでした。「無料じゃねえよ」ってことだったんですね。。。
全員固まりました。結局一緒にいた5人全員それぞれ20ユーロずつ払い、自分たちの無防備さと文化の違いをここで実感しました。チップももちろんですがスリや置き引きなどはイタリアでは軽犯罪で防犯してなかったほうが悪いと言われてしまうので、行く方には気をつけて行ってほしいと思います。
その後は特にトラブルなく順調に観光。バチカン市国とスペイン広場へ。バチカン市国はルート通りに通った最後の広場で運が良いとローマ法王が見られるそうです。
次の日はテルミニ駅からユーロスター(日本で言う新幹線)に乗ってフィレンツェへ行きました。道中の景色は「アルプスの少女ハイジ」を思い出すようなきれいな景色でした。フィレンツェは本当にきれいな街でごみ一つ落ちてなかったです。ここでウフィツィ美術館に行った後革職人のお店に行っておしゃれなキーケースに名前の焼印をしてもらいました。すごく上品なきれいな革屋さんがたくさんあります。
ローマにもどり次の日は自由行動でテルミニ駅周辺から歩いてショッピングに行きました。驚いたのは、商品を触ると怒られるお店があること。アジア人だからかもしれませんが、気になった商品を手に取ったら怒られてしまったところがあったので、そこも日本とはちがうなぁと実感。
でも小さなストール屋さんでワゴンセールをしていて、そこのお店のおばちゃんが私たちに似合うストールをそれぞれ選んで首に巻いて見せてくれました。すごく明るくて優しい方で一緒に行動していた友人全員購入しました。
イタリアの方はイメージ通り基本的に明るい人が多くて、道を聴いたりしても優しく教えてくれる方ばかりでした。最低限の防犯だけしていればとても楽しい街です。なかなか気軽には行けませんが死ぬまでにもう一度行きたいと思っています。
イタリアとアラブの融合が楽しめるイタリアの島シチリア
イタリアのシチリア観光についてですが、この場所はどなたにもぜひとも一度は訪れていただきたいと思っています。地中海では一番の規模のサイズの島のシチリア島なんですがハワイなどの海ともまた全く違った雰囲気の海です。
言葉で言い表せるものではありませんが、何といいますか素朴さと軽快さを兼ね備えた上に歴史感がたっぷりと隠れている感じがして一種の感動の寒気さえもします。特にこの島にありますタオルミーナと海を両手に風景を眺めておりますともはや呼吸さえ忘れてしまうほどです。
州都はパレルモというところなんですが、昔は王様がおさめておられたところなんで建築物などは小さいものでも妙な威厳があります。アラブ諸国の文化も浸透していてイタリアとアラブの不思議な融合が楽しめます。治安に関しては十分気を付けていれさえいれば大丈夫ですがあまり派手な動きや服装はしないことです。
それにしても食べ物が本当に美味しくて本場のイタリア料理は違うなと感心させられます。イタリアと言えばパスタが代表ですが、アランチーニというご飯を油で揚げた料理もとても有名でイタリアンチーズと絡めてワインと共に食しますとそれはもう天国の味で旅の疲れも忘れてしまいます。