これは4年ほど前に私が世界一周の旅に出ていた時の話です。旅も4カ月を過ぎた頃、私はインドに入国していました。
インドと言えば、貧しい、汚い国で有名です。自分の知り合いの旅友達の多くが、インドで病気したり、風邪を引いたり、体を壊していました。
私が、インドの聖地バラナシを訪れた時です。バラナシでは聖なる河ガンジス川(ガンガー)に沐浴する習慣が庶民にあります。私も、郷に入れば郷に従えで沐浴を試みました。
たまには真面目な聖地巡礼。ヒンドゥー教の聖地の一つ、バラナシのガンジス川。 pic.twitter.com/PZxb7lts4i
— 篁 (@act_raiser) 2018年2月18日
しかし、これが問題でした。ガンジス川(ガンガー)では多くの人が沐浴したり、体を洗ったり、服を洗ったり、また死体を流したりと何にでも使われています。水を飲みこそしませんでしたが、どこからか菌が入ったのでしょう。
次の日、信じられないくらい体を壊しました。下痢や嘔吐がやまず、たまらず私は現地の病院に行きました。日本語が通じない中、英語で必死に自分の症状を伝えました。
すると、医者が聴診器を持ってきたので心音を聞いてくれるのだと思い、まだ寒かったのでジャケットを羽織っていた私はそれを脱ごうとしました。すると、医者はなぜか私の手を止めます。どうするのかと思いきや、その医者は私の着ていたジャケットの上から聴診器を胸に当てたのです。
私はびっくりして何も言えませんでした。もう一度、脱ごうとするも、結局止められて、直接心音を聞いてはもらえませんでした。そして、体温もおでこに手を当てるだけで、何か頷いてはいるのですが、何がわかったのか私にはさっぱりわかりませんでした。
そして、診察の結果、この薬を飲めば大丈夫だと言われ、薬を渡されました。しかし、服用に関して聞くと、これまたでたらめで、食中、食後いつでもよい。1日2回でもいいし、3回でもいいといった回答で、私はたまらなく不安になりました。
宿に帰った私は、病院でもらった薬を宿のオーナーに見てもらいましたが、彼も服用に関してわからないというので、私は怖くなり薬を飲むのを止めました。結局宿で養生し、ずっと寝ていたら、3日ほどで体調は回復していきました。
その後も2週間ほどは余り食欲のない状況が続きはしましたが、時期にそれも回復しました。適当というよりも、あの診察は一体なんだったんだと、今でも思い返すことがあります。
とうとうガンジス川に行きました
念願のガンジス川沐浴したかったのですが、食あたりなので惜しくもヒカリに代わってもらいました
日本人は沐浴すると下痢や嘔吐を凄い確率でするみたいです彼は元気です!
むしろ痛風が治ったと!— 優士 ゆうし (@sinceyou_yushi) 2015年5月23日
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ガンジス川の下痢・吐き気に関する動画を紹介
感染率99%⁉︎世界一汚いと噂のガンジス川呑んでみた。
インド ガンジス川の汚染がヤバすぎる件wwwww【画像】