美しい百塔の街プラハ
東欧の美しい街並にあこがれて観光目的でチェコのプラハを訪れました。直行便はないのでどこかの国を経由して訪れることになります。旧市街には本当に美しい街並みが広がっています。中世にそのままタイムスリップしたような気分になります。
旧市街広場を訪れると真ん中には宗教改革の先駆者ヤン・フス像があります。広場を取り囲むように2本の塔がそびえるゴシック様式のティーン教会、その隣にはロココ洋式のキンスキー宮殿、バロック様式のファザードがある聖ミクラーシュ教会、ゴシック様式の旧市庁舎があります。
旧市庁舎の塔に登るとプラハの街が一望できます。プラハ城やカレル橋も塔の上から見ることができます。旧市庁舎の南側には天文時計があり毎正時からくり時計が動きます。英語ツアーになりますが旧市庁舎ガイドツアーはおすすめです。
ゴシック様式の王の部屋や旧議会室、外から見ると別々の建物だと思っていたものが内部で不思議につながっており、12~14世紀につくられた地下室を見学することもでき、天文時計のからくり人形を後ろから見ることもできます。
日本でミュシャ展が開催されましたが、そのミュシャ(チェコではムハ)はプラハの画家です。ムハ美術館はお勧めです。ムハに興味のある人には市民会館を訪れることをぜひお勧めします。ガイドツアーのみ内部を見学できます。ムハがスラヴ民族を描いた天井画、カーテンの装飾に至るまでアールヌーヴォーの美しい装飾の数々に魅了されます。市民会館にはスメタナ・ホールもあり、ぜひスメタナの交響曲「わが祖国」も聴いてみたいところです。
プラハ城にはほとんどの方が訪れると思いますが、聖ヴィート大聖堂のステンドグラスが本当に美しいです。建築に興味のある方にはキュビズム様式の邸宅や住宅がありプラハの魅力はつきません。
地下鉄やトラムがわかりやすく移動にも便利です。街並み、建物、本当に美しいです。中世の美しさの残る街をぜひ訪れてみてください。
チェコの首都プラハは中世の面影が残る街
ヨーロッパで最も印象に残っている街、それがチェコの首都プラハです。
イタリア好きの友人がプラハに行って大感激し、是非もう一度行きたいと言うので、私も興味を引かれ、一緒に行くことになりました。ローマに何度も行っている友人が、プラハの街並みはローマ以上に素晴らしかったと言うので、間違いないだろうと思ったのです。
プラハの旧市街は映画「アマデウス」のロケにも使われたそうで、タイムスリップしたかのように、中世の面影が残っています。石畳の道は歩きにくいのですが、馬車が走っているといかにもしっくりくる感じです。そして、あの有名なカレル橋は、露店が並んでいたり、大道芸をする人、楽器を奏でる人などがいて、まるで広場のような賑わいでした。歩いていると橋の上にいるということを忘れてしまいます。
プラハでは、旧市街を歩き回り、カレル橋やプラハ城などを観光するだけでも十分満足できますが、買い物も楽しかったです。ガーネットが名産品として有名で、プラハの街も至る所でガーネットのアクセサリーを売っています。価格も手ごろで、多彩なデザインには目を奪われました。もう一つ、見ていて楽しかったのがマリオネット。こちらもチェコのお土産品として人気があり、マリオネットのショップでは、店員さんが巧みに動かしてお手本を示してくれました。
ドイツやオーストリアからアクセスすることもできるので、中欧に行くならプラハに立ち寄ることをおススメしたいです。