フランスのニースから、スペインのバルセロナまで、地中海沿いを列車で旅しました。フランス南部はニースやカンヌなど、リゾート地が多いため、街の人々も明るくて、気候も穏やか、料理もトマトやオリーブなど、地中海の香りたっぷりのメニューが多く、とても美味しかったです。
ちょうど夏のバカンスの時期に行ったので、町中がリゾート感であふれていて、午前中は、みんな眠っているのか街は静かでお店も空いていました。午後になると徐々に人々がビーチやお土産物屋さんに出てきて、日が暮れるころからは、どこのお店も大賑わいで活気にあふれていました。
ニースのビーチで海水浴をしたのですが、ニースのビーチは砂浜ではありません。大きな石がゴロゴロとあるだけなので、分厚いシートを敷かないと、下が痛くて座っていられません。ただ、砂浜でないのであまり体は汚れないかと思います。周りの人たちは、ビーチチェア持参で、日光をたっぷり浴びながらのんびりくつろいでいました。
ニースには、シャガールやマティスの美術館があるのですが、どちらもおすすめです。混んでいないので、ゆっくりと絵画を堪能できます。南フランスにはニース以外にも素敵なリゾート地がいろいろあるので、おすすめです。
フランスの町はおしゃれです。なぜなら・・・
私はパリの友人に会う目的と凱旋門の観光をするためにフランスに行きました。
ツアーガイドさんを頼まないで凱旋門やセーヌ川やエッフェル塔を観光することができ、ツアーのように時間の束縛もなく、フランスの日頃の生活についての話を聞くこともできてフランスの良いところをツアーよりも感じることができました。
フランスの町はおしゃれで、凱旋門はかなり細かい部分にまでしっかりと手をかけているのが芸術の知識がなくても感じることが容易です。
セーヌ川のほとりは、日本の川と違って流れがゆったりしていて、川を見ているだけなのに心が浄化されます。エッフェル塔は、東京タワーと少し似ているように見えて、展望台から広がる景色は東京とは全く異なり、建物の景観を保持することに対して注意を払っていると感じます。
初めて行く人は、観光名所だけでなく、道のおしゃれさやカフェで一杯のコーヒーを優雅に飲むのもいいです。日本のスタバでは味わえない気分です。
パリに行くことで、日本へ帰ってきた時、日本の良いところと悪いところも両方感じることができるようになり、世界観が広がります。日本のことをしっかりと勉強する必要性も認識することがあると感じます。
ヴェルサイユ宮殿に圧倒されてしまったその理由
憧れのおフランスに行った時の思い出です。前からずっと憧れていたヴェルサイユ宮殿に行きました。パリからバスのオプショナルツアーで連れて行ってもらいました。真冬の寒い時期だったので、寒波が襲ってきていてひょうまで降ってきました。
しかし、「ヴェルサイユのバラ」を思わせる宮殿は外観からして豪華で圧倒されました。とてもびっくりしたのはあまりにも大きな鏡の間です。全面が鏡で、どこまでも部屋が続いているかのような錯覚に陥るので、当時の人たちの権威の象徴を感じられ、凄いと思いました。
ここにマリーアントワネットがいたのかと思うと、何だか不思議です。調度品の素晴らしさ、展示してある絵画の繊細さ、贅を尽くしたすべての品々に「絶対王政」だった当時の様子を細部から感じることができました。ここにきてやはり「ゴールド」は権威を表す色だと思うほど、どこまでも金色が強調されていました。
それから、庭も素敵でした。冬だったので、花こそ咲いていなかったけれど、上から見ると左右対称の模様が分かるような庭園で、日本の美とは違って完全な美を求めているんだと思いました。今度は春にバラや他の花々が咲いている時期にまた来てみようと思いました。
バルセロナでパエリアを楽しみ、海でリラックスする旅
スペインのバルセロナに行きました。バルセロナに行くことを長年夢見ていたのですが、バルセロナに行って、スペインの代表料理でもあるパエリアを食べたいと思っていたのです。パエリアを食べて、バルセロナの海を見に行くことが旅の目的でした。
バルセロナは、思っていたよりもこじんまりとした街並みでした。現地の人たちはとても優しい人が多く、笑顔が多かったです。街にいる時に、道を尋ねると、ほとんどの人が笑顔で助けてくれました。助かります。
パエリアの老舗に行ったのですが、パエリアは海鮮風味でとても美味しかったです。えびやムール貝がたくさん入っていました。食べることができ、本当に幸せでした。それから、海にも行きました。街の中心地にいても、徒歩で海まで行けたので、感動しました。夢が叶い、嬉しかったです。バルセロナの海で、ゆったりとリラックスできました。
バルセロナに行ったことがない人は、ぜひパエリアを食べて欲しいです。それから、現地で有名なデザートのチュロスも試して欲しいです。甘くてドーナツのような味わいです。
もう一度バルセロナに行くことがあれば、フラメンコを鑑賞したいです。情熱的なスペインのフラメンコを、現地で楽しんでみたいと感じています。
エズから見下ろす地中海に感激
3年ほど前にフランスのニースに行きました。フランスには何回も行ったことがあり、そのときは観光というより買い物が一番の目的でした。
夏のソルドの時期をめがけてニースへ行ったのですが、7月上旬のニースはすでに夏の雰囲気でいっぱいで日照時間が長く街を歩くだけでも十分に楽しむことができました。
日差しは強烈でも風は涼しく快適だったので買い物だけではもったいないと思い、ニースから少し足を伸ばして観光してみようという話になりました。
日帰りで行ける場所として観光案内所で進められたのがエズでした。エズはニースからバスでアクセスすることができます。普通の市営バスなので料金も安かったです。
フランス人やイギリス人(?)アジア人などと一緒にバスに乗っていると、だんだんと山を登って標高が高くなっていくのが分り面白かったです。エズで降りてからもどんどん上を目指します。昔ながらのかわいらしい建物がたくさんあり、花が咲き乱れていてどこを見ても絵になる街でした。
細い路地を通って行くとときどき海が見え、現実の世界ではないようでした。エズの頂上付近には自然公園があり、サボテンなどプロバンス地方の植物がきれいに植えられています。展望台からは地中海を見渡すことができ、真っ青な海、空を全身で感じることができました。
エズにはお土産屋さんやカフェ、レストランも充実していて夢のような1日を過ごすことができました。帰りにはフラゴナールという香水の工場をのぞき、スズランの香水を購入しました。意外とリーズナブルでかわいい商品がたくさんあるのでお土産にもいいと思いますよ。