マレーシアに旅行に行ったらせっかくなので美味しい料理を食べたいですよね？そこで実際にマレーシアに旅行に行った人達のオススメのお店や料理を紹介します。
目 次
マレーシアのフードコートでアイスカチャンを食べる
マレーシアというと、とても暑い国です。そのため旅行などで歩いていると冷たい物が食べたくなるものです。そんなマレーシアには、日本と同様にかき氷があります。このかき氷はアイスカチャンと呼ばれるものですが、日本のかき氷のイメージのものと大きく異なるのが特徴です。日本は、かき氷の上にシロップをかけるだけ、時にトッピングで果肉や練乳を入れることもありますが。
しかしマレーシアのものは、豆が入っているのが特徴ですね。小豆やそれよりももっと大きな甘い豆が入っていることが少なくありません。またコーンが入っていることが良くあります。かき氷に豆やコーンが入っていると、これはデザートなの？と思いますが、基本的には、その上にシロップをかけたりして甘い味付けになっています。そのために立派なデザートといえるのですね。ただし、マレーシアの人は、熱くてエネルギーを消費するため、このアイスカチャンも単なるデザートとして食するだけではなく、栄養源として摂取しているのが特徴です。
このアイスカチャンはフードコートのどこでも食べることができます。もしもマレーシアの町に歩き疲れたら、アイスカチャンを食べてみてはどうでしょうか。日本のかき氷とは一味違ったものを食べることができるでしょう。
マレーシアのチキンライスは最高
マレーシアというのは多民族国家で、中国系、インド系、そしてマレー系の人が生活をしています。その中でも中国系の人は、中華料理を食べるのはもちろんなのですが、その一つにチキンライスというのがあります。
特にマレーシア中央部にあるイポーという町はチキンライスで有名なのですが、特に昔からある、老黄LOUWONGというところが美味しかったです。チキンライスというのは、味のついたご飯とスープ、そしてもやしとチキンが出てくるのですが、イポーは水がきれいなところで、このもやしが美味しいというのです。太くてしゃきしゃきした歯ごたえのもやしとその上に置かれるチキン。そして店オリジナルのソースが絡み合って、独特の味を作り上げていきます。
見た目はとてもシンプルだし、使われている材料もとてもシンプル。でもソースは店のこだわりがありますし、チキンの蒸し方や焼き方もこだわりがある。それを堪能できるのが楽しいですね。
チキンにかかるソースだけでご飯も何倍もお代わりできちゃいそうなくらい美味しいので、マレーシアのチキンライスはおすすめです。
もちろんクアラルンプールなども味わうことはできますが、可能であれば本場イポーで味わってほしいですね。
マレーシアのデザートはミッドバレーで
マレーシアの首都はクアラルンプールです。そのクアラルンプールはとても広く、拠点となる場所がいくつかあります。その一つがミッドバレーメガモールという場所。その名の通り、大きなショッピングモールですが、この中にはいくつかのレストランが入っています。
個性的な店もあれば、大型のチェーン店もある。その中でお勧めしたいのが、Nyonya Colorsというお店です。この名前だけみると飲食店？レストラン？と思うかもしれませんが、デザートが特長的なお店で、味だけでなく目でも楽しむことができるところなのです。
Nyonya Colorsのニョニャとは、プラナカン料理とも言うのですが、マレーシアの歴史の中で作り出された独特の料理。そのためマレー料理とも少し違うのですね。
しかし大きく異なるのはデザート。ココナッツミルクをふんだんに使い、赤や緑。黄色など原色を使ったデザートが多いのも特徴です。はじめはこの毒々しい色のお菓子って美味しいの？と思うこともあるかもしれません。しかし慣れてくると見た目もかわいいですし、味は甘くて、でもしつこくない。だから一度は味わって見て欲しいものなのです。
ミッドバレーの中のスィーツならNyonya Colorsで決まりです。
マレーシアのバクテーはパワフルでおいしい
マレーシア旅行をした時に、友人から勧められた料理で中華系のバクテーという料理がとてもおいしく気に入りました。そのバクテーは中華系の人たちが本土から持ち込んだ料理ではなく、マレーシアで開発した料理。
スープはニンニクをたっぷり入れて出しをとり、その中に豚肉を入れて土鍋で食べるというスタイルの料理なのですが、そのバクテー発祥の地と言われているクアラルンプールから1時間ほど西に走ったクランというところにバクテーのお店がたくさんあり、その中でも友人がご推薦のお店に連れて行ってくれました。
レストランというよりも屋台のような感じでお店の名前がないのですが、確かに老舗という感じであり、独特の雰囲気があります。味は煮込んである茶色のスープがとてもおいしく、豚肉はとっても柔らかくてご飯と一緒に食べると特においしいのです。それに細かに刻んだニンニクと一緒に食べるとさらにおいしくてパワーが出る感じがします。
このバクテーにはスープのタイプのものとドライのタイプのものの2種類があり、どちらもかなりおいしく、日本にはない味です。バクテーはクアラルンプールにも一部のお店にはあるようですが、これはオススメであり、マレーシアに来たらなんとかそのお店を見つけて食べることをオススメしたいです。
お代わりができるインドカレー屋「Sri Ananda Bahwan」
マレーシアのペナン島に旅行に行ったときに食べたインドカレーが非常に美味しかったです。
「Sri Ananda Bahwan」というレストランでの食事でしたが、どうやらこのレストランはチェーン店らしく、マレーシア国内ではそこそこ名が知れているようです。自分が食べたのは「ベジミール」という名前のカレーで、ご飯に三種類の野菜、そして3種類のカレールーがセットになっているものです。名前が示すように、野菜が中心のカレーです。
しかしこれらの野菜は調理してあり、尚且つご飯、野菜、そしてルーは三回までお代わりすることができます。またご飯と野菜はバナナの葉にのせられて運ばれてくるために、雰囲気があります。自分が行ったレストランはタンジュンブンガと呼ばれる地区にあり、向かい側にはリゾートホテルがいくつかありました。そのためか、雰囲気の非常に良いレストランでした。
お代わりができるメニューであることから、お腹が空いている人や普段からたくさん食べる人にお勧めできるメニューです。またカレーも非常に美味しく、それほど辛くはありません。そのため辛いものが得意ではないという人でも食べることができます。価格も比較的リーズナブルであるために、気軽にオーダーすることができます。
ボルネオ島で美味しいヘルシー料理を食べたいならここ
マレーシアのボルネオ島にあるミリという都市で、ララパンという料理を食べたことがあります。この料理はボルネオ島では有名らしく、様々なレストランで食べることができます。自分がララパンを食べたのは「Shukie Cafe」というレストランでした。
この料理を注文するとおかずがのせられている皿と、ライスがのせられているお皿の二つが運ばれてきます。そしてメインのおかずは鶏肉、牛肉、そして魚の三種類が一般的で、自分は鶏肉をチョイスしました。使用されていたのはドラムスティックで、ボリューム満点でした。またこの鳥は素揚げされており、外側はカリッとしています。このメインディッシュが大きなお皿の真ん中に置かれ、その周りには数種類のゆで野菜がのせられています。
ゆで野菜には味がついていませんが、メインディッシュの横に添えられているサンバルというソースをつけて食べます。このソースはかなり辛く、独特のにおいがします。しかし非常に美味しく、追加注文してしまいました。ボリュームがあり、野菜がたくさん食べれるとあって、旅行中の偏りがちな食生活が心配であるという人にお勧めできる料理です。また辛いものが大好きであるという人にもお勧めできます。
