腹痛

メキシコで腹痛になったときに日本語が話せなかったら・・・

ラテンの明るいメキシコ。タコスやテキーラで有名な国です。そこへ行った日本人の多くは食べ物にあたり腹痛、運が悪いと入院レベルの重症になります。私はメキシコ人知人に会いに行き長期滞在の気を抜いた3週間目で腹痛になりました。腹痛といっても高熱を出す人もいて症状は人それぞれです。

海外旅行でメキシコに行ったら頭痛に!

私はまず頭痛から始まりました。普段の偏頭痛とは違う不思議な痛みに「あれ、もしかしてデング熱!?」と蚊の疑いからでした。鎮痛剤を飲みこの夜は安静に。

デング熱だと焦りました

翌日、頭痛は治まりデング熱じゃなかったことに一安心。しかしキリキリ胃が数分ごとに痛むので起き上がれませんでした。「長期滞在でストレスが出たのか。」なんて軽い胃痛と思い整胃腸剤を服用して寝ることに。それが間違いでした。止まらない胃の痛み、食べてないことによる軽い脱水症状でめまいが!身の危険を感じたのはその夜23時でした。

メキシコで病状が悪化したら「海外旅行保険」の出番です

そこで海外旅行保険の登場です。エリア(国)によって連絡先が違い、メキシコの場合はアメリカオフィスへ電話でした。深夜にもかかわらず日本語でフレンドリーで紳士な電話対応でした。24時間すぐに対応できる、そして診察料をその場で支払う必要がない(後日保険会社から病院へ支払われる仕組み)病院を紹介してもらいました。

メキシコで日本語が話せない病院に行ってしまった場合の対応は!?

私の滞在地は観光地ではなかったので日本語対応可能な病院がありませんでした。その代わり日本語通訳者を派遣できる、と日本人には助かる提案をいただきました。私の場合は知人がいたので通訳者は断り、電話後速攻で知人の車でその病院へ、大きな私立病院できれいなところでした。

海外の病院は日本と違った対応の場合があります

ところが、病院へ行くのが早すぎたため、保険会社から病院への連絡が届いていなかったらしく、窓口で「保険会社から連絡来てないから対応できない」と病人無視の冷たい対応!結局また電話で保険会社に連絡し、診察室に入れたのは1時間後でした。診察は、男性のメキシコ人医者と通訳としてメキシコ知人、そして患者私の3人で。問診は知人のスペイン語通訳があったものの症状説明等は複雑で手こずり、そのまま触診でした。ポンポンポンッとお腹を触り先生一言。「はい、インフェクション」診察終了!

メキシコでは「水」に注意しないと腹痛になる可能性が

要は、食べ物または水に含まれていた菌による腹痛です。「だろうね。」と知人。なんともあっけない診察でした。その後、薬の処方箋を書いてもらい、薬局で薬を購入して終了。ちなみに購入した薬代も後日保険適用可能でしたので結果費用ゼロ円でした。薬を飲んで2日後には完治でした。

今回の腹痛で思ったことは、メキシコの食べ物は甘く見てはいけない!そして病院へ行きたいと思ったら躊躇せず早めの対応をすることです。電話で症状説明など何かと体力はいるのである程度の余力は必要なので。しかし、日本語対応があったり診察料不要でしたり日本人によって助かることも多いので安心です。楽しい旅行にするためにも危機管理と早期対応は大切ですね!

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