英語初級者でも楽しめるニューヨーク野球観戦
私がニューヨークを訪れたのはメジャリーグとアートを満喫したいと考えたからです。ニューヨークにはヤンキースとメッツというチームがあり、両方とも中心地から電車ですぐ移動でき、また駅からもスタジアムを近いため、英語は初級でも十分観戦は可能です。
ニューヨーク市内にあるオフィシャルショップでチケットは座席指定して購入可能ですので、日程に余裕があるなら観光初日にさくっと回れば、簡単にチケットは手に入ります。日本と比較してもヤンキースは流石に高額となりますが、大変楽しく大雑把な味付けのスタジアムグルメもアメリカらしくて、私は十分満喫できました。
そしてニューヨークはアートが集まる街でもあります。世界的に有名な美術館やブロードウェイに代表されるミュージカルや著名なライブハウスなど、日にちがいくつあっても足りないほどのアートが楽しめます。私は特に美術館が大好きなので、朝から夕方は美術館、夜はメジャー観戦という風にスケジュールを組んで、旅行しました。
教科書やテレビでしか見たことがないような、世界中の名画を見ることができ、まだ近代美術館では、日本の作品もたくさん目にするなど、脳と心が刺激されっぱなしを日々を過ごすことができました。これまで二回訪問していますが、まだまだ回りきれていない美術館が多数あり、また機会があれば、たくさんのアートにふれたいと考えています。
ニューヨークでの過酷な迎春も楽しみの一つ!?
2014年12月31日、ニューヨークにいました。目的はタイムズスクエアの新年カウントダウンに参加するためです。一週間ほど前から留学先のバンクーバーからモントリオール、ボストンを経由して28日、とうとうバスにてニューヨークにたどり着きました。
夢にみたニューヨーク、建物や人の多さに圧倒されました。毎日がお祭りのようににぎやかで、多人種のために誰が外国人か分からなくなり、異国にもかかわらずなんとなく自分も街に溶け込めているような気になるニューヨークは本当におもしろい街です。
そんなニューヨークでの一大イベントが、タイムズスクエアでの新年カウントダウンです。世界中から多くの人がここで新年を迎えるために広場に集まります。このイベントは規模の大きな盛り上がるイベントとしてだけでなく、過酷なイベントとしても有名です。
なんと一度タイムズスクエアに入ると新年を迎えるまでそこから出られないのです。正確に言えば出られるのですが、広場に入れる人数に制限があるため、一度出ると代わりに人が入ってしまい、もうタイムズスクエアには戻れなくなってしまうのです。
友人と私は大晦日の朝からなにも食べず、なにも飲まず、ただひたすらにタイムズスクエアで新年が来るのを待っていました。その間、様々な誘惑が私たちを襲いました。近くにいたメキシコ人がピザの宅配を注文しお酒も購入しパーティーを始めたのです。その日なにも口にしていない私たちには地獄のような時間でしたが、トイレに行きたいがためにタイムズスクエアを出ることになるのは嫌だったので耐えました。
案の定、そのメキシコ人たちはトイレに行きたくなり広場を出ていきました。そうこうしているうちにテイラー・スイフトをはじめとするトップアーティストのミニコンサートが始まり、もう間もなく新年という時間になりました。
ここでのカウントダウンは60秒前からです。Sixtyから広場にいるみんなで大声でカウントダウンを始めます。ちょっと長くてなかだるみはありますが、Tenあたりから最高潮です。Three, Two, One、こうして2015年を迎えました。15時間も同じ場所で待ち続けて新年を迎えるのは後にも先にもこれだけでしょう。みなさんもよろしければどうでしょうか。