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ガウディーの建築物を見にバルセロナに行きました
私は昔からガウディの建築物に興味があって、バルセロナに友達と一緒に行くことにしました。泊まったホテルも「ホテルガウディ」という名前のホテルで、ガウディの建物の前に建っているホテルでバルコニーからガウディーを見ることができるという好立地のホテルでした。
バルセロナではバスでの1日観光バスツアーに参加して、街を見て回りましたが、特にガウディーの建物をたくさん見ることができました。
サクラダファミリアもまだ建築中で、途中まではエレベーターで登ることができたのですが、そのあとは階段だったので、膝が弱い私は途中でリタイアしました。友達が一番上まで登っていました。バスツアーではピカソミュージアムにも行って、かなりの量のピカソの作品を見ることができました。金髪のガイドの女性が3ヶ国語で案内するのですが、私は英語がわかるので英語を聞いていました。それを英語がわからない友達に日本語に訳して説明していました。
ガウディの建築物は奇抜なデザインですが、実際に中に入ってみると、とても居心地が良くて、計算された建築物なのだな、と感心して、新しい発見をしました。バルセロナに行ったら、ぜひガウディの魅力に触れるといいでしょう。
スペイン旅行は色々なやりたいことが叶う旅行
初めていくヨーロッパ旅行といえば、どこを思い浮かべますか。有名ハイブランドが揃うフランス、パスタやピザが美味しいイタリアが第一候補に挙がる方が多いのではないでしょうか。私のおすすめはスペインです。観光、スポーツ観戦、グルメ、ショッピング、すべてが叶います。
まず観光地として世界的に有名なのはバルセロナにあるサクラダファミリアです。現在も未完の建造物ですので、生きている間に完成した姿をもう一度見るのが楽しみです。
スポーツはサッカーが盛んであるため、サクラダファミリアを見た後に、カンプノウスタジアムでサッカー観戦をしてみてください。運が良ければ、あの有名な選手の試合を間近で見ることができます。現地でチケット購入は不安だという方は、日本で事前に購入できます。
そしてスペインのグルメといえばパエリアでしょう。日本ではあまり目にすることのないパスタパエリアもありますので、ぜひ本場の美味しいパエリアを食べてみてください。
最後に、スペイン王室御用達であり、日本でも有名なブランド「ロエベ」があります。質の高い革製品を扱っており、日本で購入するよりも割安ですので旅の思い出にひとつ購入してみてはいかがでしょうか。
低予算でスペインへ行くサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
最近TVのドキュメンタリーでも取り上げられる観光地にスペイン北部の巡礼路があります。今回たまたま長期の休暇が取れたのでその巡礼路を歩いてきました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路という道は、古くからキリスト教の聖地として沢山の巡礼者が歩いてきたそうです。フランス南部にある小さな町からスタートしてスペイン北西部にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラがゴールとなります。その距離は約800キロほどありますが、普通の観光では見ることのできない小さな村や広大な景色等が広がっています。
道自体が世界遺産になっており十字軍が使っていた中世ヨーロッパ時代のお城やガウディの建築物も数多くあります。また道中はアルベルゲという巡礼者用のゲストハウスがあり、一泊5〜10ユーロ程で宿泊できます。最低距離は200キロになりますが終着地では巡礼証明書を貰うことも出来ます。
歩いてみたいけど海外が初めてで自信のない方や長期でお休みが取れない方にも自由に旅が出来るのでおすすめです。 国籍や年齢層も幅広い人々が歩いているので思わぬ出会いもあるかもしれません。
スペインにはマドリードやバルセロナといった有名な観光都市もありますが、このような大都会では体験できないことが沢山あります。いつもとは違う旅行がしてみたい方にはぜひ行ってもらいたい場所です。
ガウディだけじゃないスペインの素晴らしい建築物
数十年前、建築学科で建築を学んでいた知人が「いつか訪れたい」と話してくれたのがガウディのサグラダ・ファミリア。それ以来、私もいつかそのサグラダ・ファミリアを訪れるのが長年の夢になっていました。
ガウディは本当に素晴らしいです。日本人の方も一人、このサグラダ・ファミリアの完成をめざし建築に携わっておられますが、彫刻の一つ一つ、教会内部の採光を考えて創られているステンドグラスの美しさ。キリスト教信者であったなら、また違った感動も味わえるのではと信者でない私ですら非常な感動を覚える壮大な建築物です。
そしてバルセロナには数々のガウディ建築があり、どれをとってもガウディのアイデアが網羅されていて、そしてその美しさに驚かされます。住宅としては成功しなかったグエル公園、粉砕タイルで縁どられたベンチは座り心地も良く、バルセロナの街が一望できます。カサ・バトリョは骨をモチーフにしたような外観がユニークです。内部はガラスや陶器の破片などリサイクルもされるなどアイデア満載。
屋上にある、まるでオブジェのような装飾も本来は煙突というユニークさ。近くにはカサ・ミラもあり細部にまでガウディのアイデアが光っています。中庭に面した窓が採光を考えて下層階にいくほど大きくなっている等、本当によく考えられて作られていることに感心します。
そしてバルセロナはガウディだけではないんです。モンタネールのカタルーニャ音楽堂やサン・パウ病院も素晴らしい。カタルーニャ音楽堂のツアーもお勧めします。サン・パウ病院は建築物としても美しさに驚かされますが、地下で病棟がつながっているなど機能面でも素晴らしい。こんな素晴らしい病院なら心身ともに癒されたことでしょう。
今まで、公開されていなかったガウディ初期建築のカサ・ビセンスも近々公開されることが決定し、サグラダ・ファミリアも急ピッチで完成をめざしているようなので、その時はまたぜひ訪れたいと思っています。
キリスト教巡礼の地サンチャゴデコンポステーラ
私が大学4年生の頃、卒業旅行でスペイン人の友人を訪ねてサンチャゴデコンポステーラに行きました。それまで聞いたこともない地名だったので何てことない田舎町かと思っていたのですが、実はここ、とんでもない場所だったのです。
サンチャゴデコンポステーラ空港に降り立った私はお父さんと車で迎えにきてくれた友人と久しぶりの再開を喜びました。彼女の家の敷地は信じられないくらい広くて、想像する素敵なヨーロッパの田舎といった感じでした。朝起きて窓から見える景色は朝日に煌めく一面のブドウ畑でした。
敷地内ではワインやチョリソーを作っていていつでも飲み食べ放題で天国のようでした。彼女のお父さんは工事現場で現場監督をしているのですが、田舎なのでなんでも自分達で作るんだそうです。こんな感じで数日過ごした後、いよいよあの有名なサンチャゴデコンポステーラ大聖堂に連れていってもらいました。
ここはキリスト教徒巡礼の最後の地であり、イエス・キリストの十二使徒の一人である聖ヤコブの墓があることで有名なのです。サンチャゴデコンポステーラ大聖堂はそれまで訪れたどの大聖堂より壮大で荘厳で一歩足を踏み入れてあまりの緊張感に言葉を失ってしまいました。信者に振り掛ける聖なる煙を入れた聖杯が鎖に繋がれて宙を舞っていました。煙った先に見えた黄金に輝く礼拝堂は神々しく光って見えました。
キリスト教ではなくても行ってみる価値はあります。無宗教徒が多い日本人には馴染みの薄い場所ですが、訪れる機会に恵まれた私は幸せです。