旅費をケチろうとしてストックホルムでトラブルにあった話
今年のゴールデンウィークは長期で休暇が取れたのでヨーロッパ周遊旅行へ行きました。ただ、ゴールデンウィーク期間中は航空券、ホテル、全てが割高になってしまいます。
そこでヨーロッパ内の飛行機の移動を、現地の格安航空会社から直接予約することで旅費を少しでも安くしようと思いました。その時の移動はストックホルムからベルリンへの往復で、航空会社はエアベルリンを使用しました。
エアベルリンの口コミは日本語でも見つけることができ、正規料金の航空会社と格安航空会社の中間にあたるような位置づけであり、座席も狭さを感じることはなく、サービスも悪くはないという内容であったためにさほど心配することもなく、予約しました。
また、事前情報によると簡単な機内食が出る場合もあり、また預け荷物も1点までは無料で行ってくれるということでした。まず出発はストックホルム。空港の受付カウンターで持ってきたキャリーバックをチェックインバックとして預けたいと伝えると、問題なく手続きをしてくれました。
ウェブチェックインも済ませていたので何事もなくスムーズに終わり、その後セキュリティを通り飛行機に乗ることができました。機内も特に変わった様子はなく、機内食は出なかったのですが、たったの1時間半、あっという間に到着しました。
そして荷物を受け取り、無事にベルリン市内へと出かけていきました。そして3泊4日の旅行を楽しみ、またストックホルムへ戻ろうと空港へ来た時のことです。出発と同様にウェブチェックインを済ませていたので、受付で荷物を預けようと思いました。
すると、カウンターの女性に「荷物を預けるには追加料金が必要です。」と。あれっ!?と思い、すぐに往復でチケットを購入していること、行きの飛行機では預け荷物は無料でお願いできたことを伝えました。それでも「NO!」の一点張り。
そして「このチケットにはチェックインバックは含まれていません。」と最終的に言われてしまいました。あまりしつこく言って、逆に行きの分の追加料金を払うなんてことになったら困るので、仕方なくその場は諦めました。
追加料金ははっきり覚えていないのですが、数千円。せっかく旅費を節約しようとして格安航空券にしたのに、それでは元も子もありません。また、幸いにも私のキャリーバックは機内持ち込み可能サイズだったので、そのまま機内へ持ち込むことにしました。ただ、液体類は検査でひっかかってしまうので、シャンプー等はベルリンで捨ててくることに。残念。
それにしても、同じ航空券で行きと帰りでサービスが違うことがあるなんて、不思議です。もしかしたらスウェーデン人はドイツ人より大雑把で、細かいことは気にしないということなのかもしれません。旅費を節約することばかり考えて、こういったトラブルに合わないように気をつけてください。