わたしが、20代のころのお話です。私は、父と妹と一緒にタイに行きました。タイのバンコクは、近代的な部分と昭和20年くらいの日本を感じさせるまだまだ発展していない道路も舗装されていないところもありました。水上バスに乗ってみたのですが、川が茶色で濁っています。
その川の上には、丸太のようなものを敷き詰め、上にはトタン屋根がある生活しています。その家の外で料理をしている人も見かけました。衛生的にあまりよくないようにみえました。そして、私たちの乗っている水上バスにボートというかいかだに近い船で近づいてきて、彼らが作った手作りのお土産を売りに来るのです。
麻のような糸で作ったバックや置物や人形などです。うまく交渉が出来れば、ディスカウントもできました。この水上バスで今の日本では考えられない生活を目の当たりにしました。貧富の差が感じられました。
そのあと、宮殿にいきました。その宮殿は、金色一色でとてもまぶしかったです。中にはいるとき、あまりよく覚えていませんが、宗教的な意味合いもありスカートか帽子禁止くつしたを着用とかあったような気がします。
中には、いろいろな寺院がありました。これが、タイなんだと強く思いました。外にでると、露店がいっぱい並んでいろいろなものが売られています。声もたくさんかけられます。お金を恵んでほしくて、ちいさな赤ちゃんと抱いて座っている女性もいました。その女性の前には空の缶が置いてあったのです。
郷にきたら郷に従えということもあり、お腹もすいてきたので露店で売っているトムヤムクーやお肉を食べました。トムヤムクーは、日本と見た目は変わりませんでした。しかし、一口飲むと火が出そうなほど辛かったです。水がなくては飲み切ることができません。そうそう、本当かうそかわかりませんが、タイでは犬の肉を食べると聞きました。
その後、ホテルへ帰りました。ホテルへ帰って少し休んでいると、急に吐き気がしてきました。体もだるくなってきました。フロントに連絡しました。フロントの人がいろいろ電話して、病院をあたってくれました。
すると、少し離れたところに病院があると聞いてタクシーを使っていきました。そこは町から離れたところで道路も舗装されてなくて、土の道路ででこぼこ道だったのです。タクシーに乗っていると揺れました。
そして、病院についたと案内されました。その病院は、ほんとに病院なのかと疑ってしまいたいほど古いというか小屋のようなところでした。そのとき、気分が悪くてあまり記憶が薄れてしまいました。
簡単につくったベットに寝かされたのを覚えています。そして、気づくと点滴もされていました。いったいこの点滴の中に何が入っているのか不安でした。周りをみても、虫などもいたのです。衛生的にも不安になりました。
しかし、次の日、昨日のことはうそのように元気になりました。私は、海外旅行に行くとき必ず海外保険に加入していきます。海外に行くときは、海外保険の手続きをすることをおすすめします。