旅慣れている人でも突然の病気の発生や、現地で流行している病気等にかかってしまう時は、自分でも何ともならない場合が有りますね。時によっては持参した薬では全然間に合わず、現地で入院とか治療をしてから帰国する場合もあるでしょう。
実際に私が韓国旅行中になってしまった病気についての体験談から、そうなってしまっても困らないために事前にどうしていたら良かったかを考えてみたいと思います。これから海外へ行かれる方も海外旅行中に自分ではどうしようもない病気になってしまい、病院にいかざるを得ない事態があるかもしれません。そんな時の参考にしてもらえたらと思います。
目 次
海外旅行中によくなりがちな病気とその症状
幾ら日本に居て健康に気を遣っていても、一寸した不具合が悪化する事もあります。私も運悪く韓国旅行中に「当たって」しまいました。多分、水か何かだろうと思います。腹痛と下痢が激しく現地で治療を余儀なくされました。酷かったですね。
一番の問題は病院での症状を伝えるための「現地の言葉」
こういった場合、日本で同様の病気になったとしたら、普通に病院にかかり、点滴やら薬の処方やらで数日ゆっくりして完治。こうなると思いますが、外国の場合は「言葉の壁」がまず立ちはだかります。何が困ると言って、そういう苦しい状態の時には病状をはっきり伝えるだけの語学力が無い。それがネックです。はっきりとした症状が伝えられないので、出される薬や治療も的外れに終わる事もあると思います。それで治ればそれで良いのですが、上手く辿り着けるか不安になります。
予想外にかかる病院での治療費に困らないための準備
また、保険が利かないケースが殆どなので、事前に調べて海外旅行保険に念のため加入しました。キャッシュレスが殆どだし、滞在日数に合わせた保険料なので、必要最小限度の加入期間と保険料で済みます。若干高いですが、現地で訳の分からない金額を請求される事を考えれば、まだマシかなと。日本国内の保険会社の海外旅行保険ですから、事前に詳細な事も解りますし安心です。
海外旅行先の病院で日本人医師が居ない場合の通院
少し話が逸れましたが、海外では病気の状態を表現する事自体が難しいし、日本人医師が居れば、未だ安心できますが、容姿容貌も違う外国人医師に片言の言葉で伝えるのは至難の業なのです。
病気の体ですから、それ自体が厳しいし、入院加療となればお金の事も心配になります。キャッシュは無いしって事になれば、何に安心材料を求めれば良いのか。本当に不安になりますし、治る病気も治らない。なんて、シャレにならない事も増えるでしょう。経験から言えることは、事前に保険に入る事と、病気や持病の状態が怪しい時には、取りやめて延期する勇気も必要かなと。仕事の場合は仕方ないですが、個人の渡航の場合は慎重に考えたいですね。